さて、この大きな塊は何だと思いますか?
これは、「セルロースファイバー」という断熱材。
原料の新聞紙をとても細かく裁断しています。(よーく見ると文字が見えます ^^♪)
資源の再利用でも注目される断熱材です。
上の写真は圧縮された状態ですが、これをほぐしながらブロアーという機械を使って屋根裏まで送って、雪を積もらせるように隙間なく敷き詰めていきます。
原料が紙なので調湿効果があり、結露やカビの予防になります。
紙だと燃えやすいイメージもありますが、難燃剤の「ホウ酸」を加えることで熱に強く、
例え燃えたとしても、表面が黒く焦げる(炭化する)だけで、燃え広がりません。
あと、ホウ酸には防虫効果も期待できます。
ただ、他の断熱材に比べると価格が高め…断熱材以外のたくさんの利点があるので、そこを考慮すると一概に高いとは言えないかもしれません。
あと、専門の機械や職人さんも必要になってきます。
断熱材を選ぶ、一つのご参考にされてみてくださいね。